安養寺を見つめて
WEBギャラリー「安養寺物語」にご来場ありがとうございます。ここでは、私の住む町・安養寺の表情豊かな風景を物語として紹介していきます。
この地にカメラを向けるようになって、もう十数年になります。ガラケーで何気なく撮影したことがきっかけで、その魅力にすっかりのめり込みました。以来、ずっとこの風景を撮り続けています。
山があり、田んぼがあり、その間に家々がある。どこにでもあるような風景です。けれど、同じ場所でも季節や時間、光の加減によって、まったく違う表情を見せてくれます。
ふと見慣れてしまったかと思うと、あっと驚くような絶景を見せて引き戻してくる。決して飽きることのない風景です。
私はこの土地に生き、歩き、見つめ、そして撮ってきました。
2024年6月、地元のギャラリー「まなべの館」で個展を開きました。安養寺の姿を皆様に見ていただきたかったのです。本当に多くの方にご来場いただき、何よりうれしかったのは、多くの方から温かいコメントをいただけたことでした。これは安養寺の風景たちに対する応援であり、私の大きな財産となりました。
その時の想いを胸に、私は、今後も安養寺を撮り、物語を紡いでまいります。
私が出会った景色を、皆さんに残したい。現在はデジタルデータを通じて発信しておりますが、将来的にはこれらをプリント作品として皆様の元へ送り出せたらと考えています。
その際は、越前和紙や阿波紙といった趣ある和紙や、SiHL社の重厚なコットン紙に焼き付けるつもりです。ディスプレイ越しとはまったく異なる、手触りや息遣いを感じていただけるはずです。どうか、楽しみにお待ちください。
そして、もう一度個展を開き皆様に見ていただくこと、そして、最後に写真集としてまとめ、安養寺の風景を未来に繋ぐこと。これが今の私の目標です。
どうか皆様の応援をお願いいたします。

畦道堂主人 坂下在良
2026/09/05
